脳への衝撃が脳機能を調整・維持してくれる

以前、頭を動かすことは、バランスや健康にいいですということをお伝えいたしました。

今回も頭部に刺激が入ることは健康に良さそうだという事が、近年の研究でわかったのでお伝えしたいと思います。

どのような研究かというと、ジョギングなどで着地した際に生じる頭部への物理的な衝撃が脳機能の維持・調節に関係していることの仕組みを世界で初めて明らかにしたという研究です。

この研究によって、運動時に頭部に加わる適度な衝撃が健康維持、増進効果に重要である可能性を示すもとなりました。

国立障害者リハビリテーションセンター研究所と東京大学などの共同研究グループが2020年にアメリカの科学雑誌に掲載された研究内容になります。

実験の内容は、マウスに軽いジョギング程度の運動を1日30分間で1週間続けた群と麻酔を掛けたマウスの頭部に1Gの衝撃がリズミカルに加わるように毎秒2回の上下運動を1日30分間で1週間行った群での違いを見たというものになります。

比較した結果、麻酔をしたマウスの脳内でも間質液が毎秒約1ミクロンで主に前後方向に流れ、1週間運動を続けたマウスと同様に、前頭前皮質におけるセロトニン誘導性の幻覚反応が抑制された

要約すると運動をしないでも頭部に1Gの衝撃を加えることで、運動(ジョギング)している時と同様の変化が脳内でみられたということです。

この研究結果から、自分で身体が動かせない方やジョギングなどの運動が難しい高齢者の方に対しても適度な衝撃を頭部に加えることでジョギングと同じような効果が得られ、脳の機能維持・調節さらには健康維持時に役に立つ可能性があるということが示唆されました。

また、脳機能に効果があるという事は認知症の予防もしくは改善にも効果が期待できるのではないでしょうか。

さらには、

「運動は身体のほとんどすべての臓器・組織において炎症・老化を抑制する効果があることはわかっていましたが、その仕組みもよく分かっていませんでした。今回の研究で全身の臓器の機能低下の治療・予防にも効果があることが示唆された。」と述べられています。

頭に適度な衝撃が加わるという事は健康に良さそうだという事です。

リハビリにおいてこの研究の結果は多いに応用できるのではないでしょうか。

例えば、寝たきりの方や疼痛、麻痺等によりジョギングができない方に対してのアプローチの可能性を広げてくれるのではないでしょうか。

KAYOUのリハビリの中でも頭部が揺れるような施術をよくします。

気になる方はお気軽にお問い合わせください。

引用:国立障害者リハビリテーションセンタープレスリリース「“衝撃”の事実! ジョギング・ウォーキングの効果は、脳への“衝撃”によるものだった!! 頭への適度な“衝撃”が脳機能を調節・維持することが明らかになった!!!」
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