今回は【こころとからだ】ということで、運動はこころを変え、こころが変われば運動も変わるということをお伝えしたいと思います。
私たちは、相手を見て「落ち込んでるな」「嬉しいことあったのかな」「怒っているのかな」など、なんとなくわかりませんか?
これはその人の表情や態度・姿勢に表れているからなのです。
表情も顔の運動としてとらえられますし、姿勢も細かく見れば運動ととらえられます。
私たちは主に痛い、つらい、行きたくないなどネガティブな感情の時には身体が丸まる方へ働きやすく、
嬉しいことや気分が良いときなどポジティブな感情の時には身体が伸びる方向に働きやすい傾向にあります。
例えば、足や手をぶつけた時には、ぶつけたところを抱えたり、身体を丸めたり縮こまる方向に動かすことが多いですよね。痛いときに両腕、両足を伸ばすことはほとんどないと思います。また、嫌な気分の時は目線も下向きになり足取りも重くなりませんか?
逆に良いことがあったときや、気分が良いときには、目線は上向きで視界も広くなったような感じになり、足取りも軽快に感じることがありませんか。
うつ傾向の人は猫背の傾向が強いともいわれています。
こんな実験があります。
何も感じていないときに、表情筋の活動を笑顔の時と同じように働かせた後に今の感情をアンケートするという実験がありました。結果は、笑顔の表情をしてもらうと、否定的な感情より幸福感を感じる傾向が多くなるという結果でした。
要するに、身体運動がこころを変えるということもあるということです。
背伸びをした後に、なんか気分がすっきりすることありませんか?こういったことも何か運動とこころが関係しているかもしれません。
こういったことはリハビリにおいても大事だと思いませんか。
辛い、痛い、行きたくないなどネガティブな状態でリハビリを受けても効果は出づらいのではないでしょうか。
これは受ける側だけではなく、リハビリを行う側のこころの状態も大事になってきます。
思考や気持ちは相手に伝染します。家族、友人に嬉しいことがあれば自分も嬉しくなるし、悲しいことがあれば悲しくなりませんか。
なので、リハビリを行う側のこころの状態も大事だと思います。ネガティブな感情でリハビリを行っても結果が良くなることはほとんど無いと思っています。
KAYOUではリハビリの効果は勿論、店舗内の環境、お客様とのコミュニケーションを大事にし、行くのが楽しみだなと感じて頂けるような環境に努めております。
リハビリの特徴も辛い、痛い、出来ない事を繰り返し行うようなことは極力行いません。心地よい感覚を身体全体に入れていき身体の反応を高め、動きやすい身体にしていきます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください
