私たちに備わる衝撃緩衝機能②~柔らかいからだの重要性~

前回は椅子から飛び降りた際にどうしたら衝撃を減らせるかという質問から、加速度を変化させることで、身体に受ける衝撃をへらすことができるということをお伝えいたしました。

その加速度を減らすためには筋肉や関節(背骨)が硬くなると加速度を軽減できなくなるという事でしたね。

皆さんは、歩いている際に身体にはどれぐらいの衝撃が加わっているか知っていますか?

文献によっても違いはありますが体重の約1.2~1.3倍もの衝撃が加わっていると言われています。結構な衝撃ですよね。

厚生労働省の報告では一日の歩数の平均値は男性で 6,846 歩、女性で 5,867 歩とのことです。その歩数分の衝撃がほぼ毎日のように身体が受けていることになります。

なので、うまく衝撃が緩衝できていないと、もっと強い衝撃が身体に加わる可能性がありそうですよね。         そうなると身体の不調(痛みなど)につながる可能性があるわけです。

歩行の衝撃吸収においては、足部の影響や足関節・膝関節・股関節の影響を大きく受けますが、上半身も大きく影響をします。

例えば背骨は横から見るとS字に曲がっていますし、肋骨と肋骨の間も多少ですがたわんだり動くようになっています。
また、肩甲骨もいろいろな方向へ動くことができます。しかし、これらが硬くなることや、動きが悪くなることで衝撃吸収機能が低下することも考えられます。

このように衝撃緩衝機能という視点でも身体を見ることで、その方の不調の原因を見つけられることも多いです。上半身の不調の問題が下半身に原因であることも多いので、全身を評価することも大事になります。

今回は衝撃緩衝という視点から身体の事をお伝えしました。この機能が低下することで身体の不調だけではなく、パフォーマンスにも影響します。単純に柔らかければよいという事ではないのですが、柔軟性があることで身体へのダメージを軽減してくれます。

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