特別施術者にインタビューをしてみました ~小脳性運動失調編~

今回も特別施術者の臨床経験をインタビューさせていただいたのでその内容をお伝えします。

前回はパーキンソン病でしたが今回は小脳梗塞の患者様の体験談になります。

特別施術者にインタビューをしてみました ~パーキンソン病臨床編~- KAYOU仙川

質問者:質問  特別施術者:特者

質問「小脳運動失調患者に対する臨床経験について教えて下さい」

特者「衝撃的な出合いは、回復リハ病棟に某大学病院から転院してきた小脳梗塞の患者さんでした」

質問「どういった問題を抱えている方でしたか」

特者「運動失調のリハビリを行う以前の問題を抱えていまして・・・」

質問「それはいったい・・・」

特者「60代の男性の方だったんですが、運動失調の他に運動時の目眩がある方でした」

質問「目眩を訴える方は珍しくないと思いますが・・・」

特者「大学病院で、吐きながらリハビリをしていたと言うんです」

質問「吐きながらですか・・・」

特者「主治医の先生から、目眩を気にしていたらリハビリにならないから、吐きながらでもリハビリをしなさいと指導されたそうで・・・」

質問「それは凄いですね」

特者「器を首から胸の前にぶら下げて、本当に吐きなが歩行練習をしたらしいんですね」

質問「壮絶なリハビリですね」

特者「臥位の治療で目眩はなくなっていくので、目眩の減り方に合わせて歩行練習をしましょうと伝えたんですが」

質問「それが普通ですよね」

特者「本人は納得したんですが、一緒にいた奥様と娘さんがそれは駄目だと」

質問「ご家族が反対ですか」

特者「大学の先生がおっしゃったんだから、吐いてもいいから歩かせてほしいと」

質問「うわ~、本人が可愛そう」

特者「仕方がないので、1週間こちらのやり方でやらせてくださいとお願いしました」

質問「それでどうなりましたか」

特者「日に日に目眩が軽減し、少しずつ活動的なリハビリができるようになったため、ようやく信じ始めてくれました」

質問「ご苦労様です」

特者「運動失調についてはSKITを使うことで改善しましたので、目眩が改善するにしたがってADLも上がっていきました」

今回は小脳梗塞の方の体験談でした。なかなか衝撃的な体験談でした。

もちろん立って歩くことも大事ですが、横になった状態でも行えることはたくさんあります。

その方の状態に合わせてリハビリを行っていくことが、心身ともに良い方向に進んでいくのではないでしょうか。

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