今回は、特別施術者のパーキンソン病患者に対する臨床経験についてインタビューをしたので内容をお伝えします。
質問者:質問 特別施術者:特者
質問「パ-キンソン病患者に対する臨床経験について教えて下さい」
特者「パ-キンソン病は進行性の疾患であることから、回復期のリハビリの対象外となっていますので、訪問リハビリで診る機会が主でした」
質問「どういった問題を抱えている方でしたか」
特者「病気の進行に伴い薬が徐々に効かなくなってきた方が殆どでした」
質問「具体例を紹介して下さい」
CASE1.
特者「一人目は70代の女性で、高級マンションで一人暮らしをされていた方です。薬が効いている時間は買物に出かけたり、家事を行ったりしていたようですが、徐々に動けない時間が増えてきたことを大変不安に思っていました」
質問「どんな治療を行ったのでしょうか」
特者「寝転んだ姿勢になってもらい、SKITにより全身の運動性を引き出していきました」
質問「どのような変化が得られましたか」
特者「薬の切れている時間帯でしたので、筋強剛と言われる症状が強かったのですが、SKITにより徐々に固定反応が減弱し、治療後は部屋の中を飛び跳ねていました」
質問「1回の治療での変化ですか」
特者「パ-キンソン病は治療による変化の度合いが大きいことが多いので、この方については1回の治療での変化です」
CASE2.
質問「他の例を紹介して下さい」
特者「二人目は70代の男性で、奥様との二人暮らしをされていた方です。薬が効いていても日常生活で介助が部分的に必要な状態で、薬が切れると介助量が増えてしまうので、奥様の方が今後の先行きに不安を持っていたようです」
質問「奥様の介助が必要な方だったんですね」
特者「介助もそうですが、不定愁訴にも悩んでいたようです」
質問「もう少し、詳しく教えて下さい」
特者「お腹の調子が悪い、足が冷えてきた、背中が痛いなどの訴えがひっきりなしに続いていたようです」
質問「それじゃ、相手をする奥様は大変ですね」
特者「精神的なストレスが溜まっている状態でした」
質問「どんな治療を行ったのでしょうか」
特者「これもSKITによる治療を行いました」
質問「詳しく教えて下さい」
特者「リビングの絨毯の上に動作を介助して寝転がってもらい、そこでSKITを使って固定反応を弱めていきました」
質問「痛みの訴えとかは何か配慮しましたか」
特者「痛くなる予感がしたら教えてもらうようお願いしまして、痛みを出さない範囲で施術を行っていきました」
質問「変化はあったんでしょうか」
特者「徐々に筋肉の緊張が緩んできて、痛みなく大きく動かせるように変わっていきました」
質問「痛み無く大きく動かせるようになるのは、精神的にもとてもいいですね」
もっと詳しく特別施術者の事や特別施術のSKITについて知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
特別施術のSKIT(スキット)について① – KAYOU仙川
特別施術のSKIT(スキット)について② – KAYOU仙川
